Jean de Florette フロレット家のジャン Manon des Sources 泉のマノン
2006年 01月 18日
フロレット家のジャンと泉のマノンというフランスの映画、二部作ものをみた。
せむしの男性、ジャンは親から譲り受けた南仏の家に妻と娘の三人で越してきます。ところが、その土地には泉があり、その泉の水をカーネーション栽培に使いたかった隣人ウゴランと叔父パペは二人で共謀して、ジャン一家がすぐに家を手放し自分たちがその土地を安く手に入れられるよう泉をセメントで塞いでしまいます。泉の存在すら知らないジャンたちは、水のない夏場、丘を越えて水を運んでこなければなりません。この地域、garraqueという地形で、ごつごつした白い岩にまばらな低い草木が生えた非常に乾燥した場所です。そのため、雨がちょっとでもふらないと育てていた野菜もうさぎも乾きで死んでしまうのです。
映像がきれいで、ジャンの努力がいちいちむくわれなくとも、きっとジャンには神様がついている、なんとかなる、と信じてみてしまいます。いわゆる古典悲劇といえばそういえます。何をやってもうまくいかない。彼のせいではなくて、不可抗力ですべてが悪い方へ悪い方へと向かってしまうのです。
第二部は第一部を見ないうちは見てはいけないと思います。ただ、第一部の壮絶さに比べたら、第二部はわりと普通に物事がすすみます。
ちなみにとあるシーンでかなりイタタ、、、、となるところがあります。それは精神的にもおいおい、あんたかなりイタタだな、ってのと、物理的にそんなのしたらイタタ、、、ってのが一度に来ます。私はかなり衝撃をうけてしまいちょい貧血になりました。血とか苦手な方はマノンの途中注意。ウゴランがマノンのリボンをみつけた夜のシーンです。
ところでこのウゴラン役、Daniel Auteuilという役者さんで、どちらかというといい人役が多いイメージでしたが、今回不細工なおつむの足りない人の役です。びっくりするくらい別人。でもすごい役者さんです。
せむしの男性、ジャンは親から譲り受けた南仏の家に妻と娘の三人で越してきます。ところが、その土地には泉があり、その泉の水をカーネーション栽培に使いたかった隣人ウゴランと叔父パペは二人で共謀して、ジャン一家がすぐに家を手放し自分たちがその土地を安く手に入れられるよう泉をセメントで塞いでしまいます。泉の存在すら知らないジャンたちは、水のない夏場、丘を越えて水を運んでこなければなりません。この地域、garraqueという地形で、ごつごつした白い岩にまばらな低い草木が生えた非常に乾燥した場所です。そのため、雨がちょっとでもふらないと育てていた野菜もうさぎも乾きで死んでしまうのです。
映像がきれいで、ジャンの努力がいちいちむくわれなくとも、きっとジャンには神様がついている、なんとかなる、と信じてみてしまいます。いわゆる古典悲劇といえばそういえます。何をやってもうまくいかない。彼のせいではなくて、不可抗力ですべてが悪い方へ悪い方へと向かってしまうのです。
第二部は第一部を見ないうちは見てはいけないと思います。ただ、第一部の壮絶さに比べたら、第二部はわりと普通に物事がすすみます。
ちなみにとあるシーンでかなりイタタ、、、、となるところがあります。それは精神的にもおいおい、あんたかなりイタタだな、ってのと、物理的にそんなのしたらイタタ、、、ってのが一度に来ます。私はかなり衝撃をうけてしまいちょい貧血になりました。血とか苦手な方はマノンの途中注意。ウゴランがマノンのリボンをみつけた夜のシーンです。
ところでこのウゴラン役、Daniel Auteuilという役者さんで、どちらかというといい人役が多いイメージでしたが、今回不細工なおつむの足りない人の役です。びっくりするくらい別人。でもすごい役者さんです。
by tamamaimpact_21
| 2006-01-18 05:02
| 映画・音楽